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A$AP Ferg Styles Men's

ヒップホップは現在のファッションに明らかに大きなインパクトを与えてきました。1970年代に出現したときから、ヒップホップの成功の理由の一つは、様々な形のクリエイティブな表現を組み合わせてアピールしたことです。ハーレムに生まれたエイサップ・ファーグもこのヒップホップの伝統を受け継いでいます。ジミー チュウの2017年秋冬コレクションを身につけた彼を撮影した特別な写真をご覧ください。ダロルド・D. ブラウン・ファーガソンJr.という洗礼名を持った29歳の博識な彼は音楽の世界に移行する前、自身のファッションレーベルを立ち上げました。

「ファッションとアートを通じて、俺は誰とでもいつでもコミュニケートできるんだ。」と、ニューヨークのプラザ・ホテル上階にあるグランド・ペントハウス・スイートに並ぶデカダントなスリッパのセレクションとハンドフィニッシュのダービー・ローファーを眺める私たちを前にファーグは語る。「ラップはときには人を分類する。コミュニティーの中に入ってしまうと外の人とコミュニケートするのが難しくなることもある ― だけど、ファッションとアートがあればリミットはないんだ。アートをデザインしたり創造したりすることによって、もっと広く考えることができるようになるし、ヒップホップ・カルチャーをより前進させるのに役に立つんだ。」

特にファッションは、彼の父親がファッションビジネスに関わっていたことからずっと彼の人生の関心事だった。「俺の初期のスタイルには父親の仕事の影響が大きいんだ。そして今もね。というのも、ブティックを経営する人として知った最初の人が父親だったから。」とファーグは振り返る。「父親の服を作る職人も工場にいたし、シルクスクリーンとグラフィックデザインを乗せたTシャツなんか自分の服のラインも父親は持っていたんだ。」

彼自身の靴のコレクションについてファーグはこう言う。「数えきれないよ、どれだけの数の靴を集めたかまったくわからない。」と。最近彼は自分のスタイルを新しいジェネレーション全体にインスピレーションを与えるために使っている。「ファッションとスタイルを持つことはユニークであるということを意味するんだ。若かったときはジョーダンや新しくてレアなスニーカーを最初に履くことがすべてだった。トレンドに真っ先に反応してゲームの流れを変えることが大事だったんだ。俺はいつも学校に行くときにはフレッシュで自分が注目されて、先生に「おい、今日は新しい靴を履いてるんだな。」と言われたかったんだ。今、俺がスタイルに関してやっていることはアイコニックなんだ。エイサップ・モブ(過去10年間のほとんどの期間においてファーグがメンバーであるヒップホップグループ)はカルチャーやライフスタイルに関心がある一人一人をつなぐもので、俺たちは常に最高でいたいんだ。ラッパーの多くはどんな格好をしたらいいのかわかってないし、俺たちはそれを教えたいんだ。

ではそのルックはどういうものなのか?撮影の日、ファーグは自身の持ち物でスタイリングしていた。「重要なのは機能的であることなんだ。着心地の悪いものは着られないし、魔法のように特別な感じがしないとだめなんだ。」シューズももちろん中心になるものだ。「ジミー チュウのシューズが好きなのは、最高のレザーとファブリックを使って作られていることと、たくさんのロゴや飾りを使ってデザインされすぎてないことなんだ。」

"ファッションとアートを通じて、俺は誰とでもいつでもコミュニケートできるんだ。"

彼には多くのスタイル・アイコンがある。「俺のスタイルに影響を与えたのはデヴィッド・ボウイ、ミッシー・エリオット、90年の終わりから2000年代の始めのルダクリス、ディディ、バスタ・ライムのミュージックビデオの服、映画の「ベリー」だな。」

「ヒップホップアーティストはブランドとコラボレーションする時、レーベルブランドが発するパワーをうまく使うことと、それぞれの持つ個性を加えることの両方にとても長けていると思うんだ。ラッパーはいつもファッションに関わっていて、デザイナーはいつもアーティストに関わっている。」ファーグは考えながらこう語る。「ドナテッラ・ベルサーチはリル・キムとつきあって彼女のためのものを作ったし、ジャンニ・ベルサーチは監獄にいるトゥパックに出所したら服を作ってあげたいと手紙を書いたんだ。ロックスターのような格好をした古いラッパーたちのことを思い返すと、彼らはいつも自分を表現するために服を利用していたと思うんだ。最近はソーシャル・メディアによってファッションとヒップホップとの関係によりフォーカスが当たって注目されているけれど、今に始まったことじゃない。」

もちろん、ヒップホップ・コミュニティーの多くの他のメンバー同様、スニーカーはファーグを象徴するアイテムだ。「俺にとって新しいシューズは常にフレッシュで いられるってことなんだ。カトリックの学校に行っていたころはユニフォームを着なくちゃならなかったし、俺がクールだっていうことを唯一見せられたのが木曜日の体育のクラスだったから、毎週木曜日は新しいスニーカーを履いていったんだ。スニーカーは常に重要で、今は新しいスタイルとか形とか色とかテクノロジーが進化するにつれてより良くなっているね。」

撮影された写真はファーグにとっても重要な意味がある。「タンクトップにレザーパンツを履き、大きなミンクコートを羽織りホテルの前で犬を連れている撮影は好きだった。バッドボーイ時代に育ったような感じがした。アップタウンの子供がダウンタウンに来て成功するとかね。「俺の時代が来たぞ」って感じだった。」

ファーグがトラップ・ロード&オールウェイズ・ストライブ&プロスパー(2017年8月に出た3番目の「ミックステープ」コレクションのスティル・ストライビングを含む)の2枚のアルバムの成功によって国際的になっても、ハーレムは彼にとって毎日の、そしてアイデンティティの中心にある。「ハーレムのスピリットは特別で、そこで生まれた人たちも特別なんだ。ユニークな場所で、どうしようもないくらい貧乏な人なのに人一倍豊かなエネルギーを持っていたり、俺たちのスピリットは爆発的だ。そして自信もすごくある。」彼は続ける。「ハーレムは俺のパーソナルなスタイルにすごく影響している、俺の中に埋め込まれているんだ。シューズの履き方、結ばない靴紐、デゥラグ、彼らのヘアスタイルとか。いつかは引っ越したいと思うけど、ハーレムには必ず居場所を残すと思う。」

"ラッパーはいつもファッションに関わっていて、デザイナーはいつもアーティストに関わっている。"

ファーグが好きなニューヨークのスポットはすべてクリエイティブなインスピレーションと結びついている。「まず、ローウェズ・ムービーシアター、なぜならシートが快適なんだ。アポロシアターを越えて歩く125番街も好きだな。それからソーホーもいい。そこがたくさんのファッションやアート好きなキッズがたむろしているのを最初に見たところだから。ドープなコミュニティーがあそこにはある。」

将来はというと、音楽がファーグのプロフィールの中心であり続けるだろう。「音楽があったから今の自分がいる。音楽があると、ファッションや演技をすることやアートなどの多くのことを語ることができる。自分の音楽を通じて人々がすべてをビジュアル化できるようになる。今は音楽が俺にとって一番のメディアなんだ。」しかし、ファーグの野心はソロアルバムだけではない。「文章を書くとか、他のアーティストを発掘するとか、映画やビデオ制作、テレビに関わったり、もっと多くのことに関わりたいんだ。」確かなことは、ファーグがペダルから足を離すことがすぐではないことだ。「俺にとってはオン、オフの区別はないんだ。オフの日なんてないんだ。俺は24/7エイサップ・ファーグなんだ。」

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